会陰ヘルニア

会陰ヘルニアのワンちゃん。

 

便の出が悪く、肛門の左側が腫れているとのこと。

 

 

 

会陰とは肛門周囲から泌尿器あたりまでの部分のことで、ここを囲む筋肉群が萎縮することで隙間ができ、そこからお腹の中の臓器(腸管、膀胱、大網、腹腔内脂肪など)が飛び出してしまウ病気が会陰ヘルニアです。

 

 

症状としては、肛門のあたりが膨らみ、正常な排便が出来ず排便時に痛がったり、便秘や軟便、水様便または排便困難がみられることもあります。

また膀胱が脱出し尿道が閉塞されると尿閉塞をおこすこともあります。

 

 

会陰ヘルニアは、会陰部の壁となる筋肉が弱く、もろくなることが原因となって発症します。

男性ホルモンの影響や腹圧の上昇や筋力の低下を引き起こすような病気などが関係していると考えられていますが、まだまだ不明な部分も多いようです。

 

あらゆる犬種で起こりますが、5歳以上の去勢手術をしていない雄犬に多くみられます。

 

 

直腸検査やレントゲン検査、超音波エコー検査などの結果から会陰ヘルニアと診断し、外科手術を実施することに

 

 

 

<術前>

 

 会陰ヘルニア2-1.jpg

 

 

 

<術中>

 

 会陰ヘルニア2-2.jpg

 

 

 

<術後>

 

 会陰ヘルニア2-3.jpg

 

 

 

肛門のまわりに異常な腫れがみられた場合には、早めに動物病院にて詳しく検査を受けましょう。

▲このページのトップに戻る