猫の胸水

来院された時には、うつ伏せのまま開口呼吸の状態でした。

 

聴診をしても、心音がよく聴こえません。

 

酸素吸入を実施して、状態が少し落ち着いたところで超音波検査(エコー検査)を実施すると、胸水貯留が確認されました。

 

エコーでは、液体が黒く写ります。画面のなかの黒い部分が胸水です。

 

胸水.jpg

 

胸腔内に液体が貯留しているため、肺が十分に膨らむことができません。

 

膿胸、乳び胸、血胸など原因は様々ですが。

 

原因は何であれ、先ずは溜まった液体を抜かないことには呼吸の改善は望めません。

 

エコーで確認しながら、針で吸引して胸水を除去します。

 

呼吸困難に陥っているケースがほとんどなので慎重な対応が必要となります。

 

                                                        2012/06/23

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