気管虚脱

散歩の途中で直ぐに座り込んでしまい、呼吸がとても苦しそうということで来院されたワンちゃんです。

 

レントゲン検査を実施すると。

 

 

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「気管虚脱」といわれる状態です。

 

気管は、呼吸をするときの空気の通り道で、喉と肺をつなぐパイプの役割をしています。

 

正確な原因はまだ不明ですが、その気管が脆弱になってしまうことにより筒状の構造を維持することができなくなり、呼吸に伴い気管がつぶれてしまうのです。

 

気管虚脱になると、咳や呼吸時に「ガーッガーッ」とガチョウの鳴き声のような異常音がみられるようになります。

 

さらに悪化すると、空気の流れが閉ざされて呼吸困難を起こし、場合によっては命にかかわることもあるのです。

 

小型犬種のワンちゃんに起こりやすいのですが、ほとんどの犬種でみられます。

 

肥満も要因の1つとされているため、肥満防止に努めながら呼吸の異変がみられる場合には早めにチェックされることをお勧めします。

                                                       2012/08/22

 

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