この季節、大気の状態が不安定となり、局地的に非常に激しい雷雨などに襲われることが多いかと思います。
ニュースなどで観る映像からも、改めて自然の持つエネルギーの大きさを感じます。
そんな自然に対して恐怖心を持つのはワンちゃんも同じこと。
恐怖症をもつワンちゃんにとっては、この季節とても苦痛です。
雷恐怖症のワンちゃんでは、雷の発生とともに息づかいが荒くなり、体の震えが止まらなく、落ち着きがなく、お漏らしをしたり、パニックとなり破壊行動や逃走してしまうこともあります。
ワンちゃんにとっても、飼い主様にとっても相当なストレスになっているはず。
恐怖の原因としては、やはり音や光そのもの、さらには気圧の変化や雷雲から発生する静電気などが考えられるそうです。
その対策としては、脱感作療法として、雷の音を録音したCDなどを利用して、恐怖を感じないくらい小さな音から徐々に慣らしていく方法や、恐怖の要因の一つである静電気を取り除くケープ「ストーム・ディフェンダー・ケープ」などがあるそうです。
それでも対応しきれない場合には、やはり安定剤などを内服して少しでも恐怖心を減らしてあげることをお勧めします。