乳歯抜歯

ミックス犬のワンちゃんです。

 

丸く囲んだ部分をみていただくと、

 

 

乳歯3-1.jpg

 

 

永久歯の犬歯のすぐ後ろに乳歯が抜けずに残ったままです。

 

人間と一緒でワンちゃんも、最初は「乳歯」が生え、次いで「永久歯」に生え替わる<二生歯性>の動物です。

 

乳歯は生後およそ3週間前後から生え始め、約2ヶ月間で生えそろいます。

 

そして永久歯が、生後4ヶ月過ぎたころから生え始め、生後7ヶ月ぐらいに生えそろいます。

 

ところが、乳歯から永久歯の生え替りが正常に行われず、永久歯が生えそろっても乳歯が抜けずに残ってしまうことがあります。

 

これを乳歯遺残といい、とりわけ小型犬(トイ・プードル、ダックス、ヨーキー、チワワなど)のワンちゃんに多く、特に犬歯の部分の乳歯が残りやすいようです。

 

そのまま放置しておくと、乳歯と永久歯の間に食べかす、歯垢がたまり炎症を起こしやすくなり歯周病になることも。

 

また、かみ合わせが悪くなり不正咬合となることも。

 

やはり乳歯遺残は厄介な病気なのです。

 

 

 

抜歯された歯をみてみると、

 

 

 乳歯.jpg

 

通常は、乳歯の根元の部分が吸収されて、やがて抜け落ちていくのです。

 

しかし乳歯遺残の歯は、歯茎から見えている部分のほうが短いほどに、かなり深くまで歯根があるため、丁寧に慎重に歯と歯肉の間を剥離して、グラグラになったところで抜歯します。

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