ゆいまーる動物病院

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木曜・日曜午後・祝日

2011.6.23

最近は、梅雨の晴れ間でもかなり蒸し暑いですよね

急に暑さが厳しくなった日など、帰宅してみると留守番をしていたワンちゃんが、苦しそうにハァハァとあえいでいる。

あるいは、夏場のドライブでは、ちょっとした油断で車内の温度は短時間のうちに急上昇します。

ワンちゃんは、もともと熱中症になりやすい動物です。

場合によっては、一命にかかわる重大な事態となりかねないのです。

熱中症を起こしやすいのは、

           ・熱のこもりやすい室内や車内などでの留守番

           ・蒸し暑い日に、屋外で過ごす

           ・日中、照り返しの強いアスファルト道路での散歩

                                       など要注意です

 ワンちゃんは本来暑さに対して、口をあけて舌を出し、ハァハァと浅く速い呼吸を行い、唾液を蒸散させ、気化熱で体温を下げようとします。

体温調節のほとんどを呼吸に頼らざるを得ないため、その分ヒトより高温多湿の環境に弱く、熱中症になりやすいといえます。

特に気をつけるべきワンちゃんは、

  ・鼻の短い短頭種(シーズー、パグ、ボストン・テリア、ブルドッグなど)

  ・肥満傾向の場合

  ・子犬や老犬

  ・心臓病や呼吸器が弱い場合

<症状は>

・急激な体温の上昇

・口を大きくあけ、ハァハァと息苦しそうな呼吸

・大量によだれ

・嘔吐や下痢

・目や口腔粘膜の充血

・虚脱や失神、呼びかけにあまり反応しない

・けいれん発作

・チアノーゼ

・ひどくなれば、ショック状態で死に至ることもあります

<対処法>

〜意識がある場合〜

・飲めるようならば、少しずつ水を飲ませる。スポーツドリンクなどを飲ませても良いでしょう

・体全体に水をかけたり、冷水で濡らしたタオルを体(頭やわきの下、内またのつけね)にかける

   まずは急いで、体の内外から体温を下げることが重要です!

〜意識不明の場合〜

  ・まず体にたっぷりと水をかけるなど急いで体温を下げる努力を行いながら、

  ・さらに慌てずに、車内でも体を冷やしながら動物病院を受診してください

また、症状から回復し見た目は平常に戻っても、体内の循環器や臓器がダメージを受けている可能性がありますので油断は禁物です。

<一般的な予防法>

・室内の風通しに注意、エアコンをつけておくこともやはり必要でしょう

・水をたっぷり入れた容器を室内の何か所かに分散させて置いておく

・早めの帰宅を心がけることも大切です

・直射日光のあたる屋外駐車場の車内に、ひとりきりで留守番させないこと

・同伴できない場合は、日陰につなぐか、誰かがそばについてあげるようにしましょう

・炎天下での激しい運動は控えましょう

・日中の散歩は控え、早朝か夜の散歩に切り替えましょう

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